
NFTのガス代って何?

いらっしゃいませとーひーです。
今回は「ガス代」について解説していきますね。
NFTをはじめようとすると「ガス代」て出てきますよね。
これって一体なんなの?と思う人も多いと思います。
この記事を書いているとーひーは、2022年の5月にNFTをはじめました。
おかげさまで、含み益は100万円を超えております。
とはいえ、まだまだはじめたばかり。
NFT初心者さんの、わからないところは、よーーーく覚えていますよ。
ですから、安心して記事を読んで下さいね。
発生タイミングや節約方法もお伝えしますので、ぜひ最後まで読んで下さいませ。
この記事を読めば「ガス代」が理解できて、無駄な出費を防げます!
無駄な出費はこちらもご注意🔽
【手数料についての大事なお知らせ】
NFTを買うには「イーサリアム」という暗号資産が必要ですが、「手数料」がかかります。
「手数料」を抑えるには「取引所」の利用をおすすめしています。
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NFT ガス代 とは?

ガス代とは、一言で言えばイーサリアムチェーンを利用したときに発生する手数料です。
ガス代なんて聞くと「どうしてNFTを買うのにガスがいるの?」と思ってしまいますよね。
都市ガスやプロパンガスの話をしているわけではなくて、手数料に「ガス代」という名前をつけたと思ってください。
家庭でお使いのガス会社への連絡はいりませんよ(^_^)
NFTを買うときに必要なイーサリアムも,イーサリアムチェーンというブロックチェーンで動いています。
ブロックチェーンでは取引を承認する作業が不可欠で、その承認の作業は人が行っています(マイナーと呼びます)。
手数料はマイナーへの報酬なんですね。報酬もないのに誰も仕事しませんよね。
ですから、「ガス代」はイーサリアムチェーンを維持しているために必要な経費なんですよね。
「ガス代」はイーサリアムチェーンを維持しているために必要な経費
「ガス代」について、もっとくわしく知りたい方はこちらの動画がわかりやすい。
NFT ガス代:発生タイミング

では、どのようなときにガス代は発生するのでしょうか。
発生のタイミングは以下の通り。
・イーサリアムの送受金をするとき
・NFTの売買を行うとき
・NFTを発行するとき
それぞれ見ていきましょう。
イーサリアムの送受金をするとき
はじめに覚えておいて欲しいことは、イーサリアムが移動すれば「ガス代」がかかるということです。
NFTを購入するためには、ウォレットにイーサリアムを移すのですが、その時点でガス代が発生します。
イーサリアムを他の暗号資産に交換するときにもかかる。
NFTに限らず、イーサリアム関連のサービスを利用するときには、基本的にガス代がかかります。
事あるごとにガス代を請求されますので、初心者のうちは「ええ、また?」と思いますね。
ですから、嫌でもガス代がどこでいくらかかるのかは意識するようになります。
イーサリアムが移動すれば「ガス代」がかかる
NFTの売買を行うとき
NFTを購入するときにも「ガス代」がかかります。
表示されている価格にくわえて、ガス代も別途かかると思って購入してください。
(買うときは、必ずガス代が表示されます)
NFT+ガス代=NFTの購入金額
さらに、自分が買ったNFTをマーケットプレイスで売るときにもガス代がかかります。
いずれもブロックチェーンへのデータの記録が必要な作業ですので、ガス代がかかるんですね。
繰り返しになりますが、大事な点ですのでもう一度。
NFTを買うときも、売るときもガス代は発生します。
NFTを発行するとき
NFTの魅力のひとつに、「自らつくったNFTを売ることができる」というのがあります。
意外とかんたんにNFTは発行できるようですね。
ですが、そのときにも「ガス代」はかかります。
ブロックチェーンにデータを記録するわけですから、当然かかるという話です。
ガス代は事あるごとにかかる、と覚えておきましょう!
ちょっとめんどくさいですし、はじめは驚くところです。
でも、これが新しいテクノロジーである「ブロックチェーン」を利用することでもあります。
新しい価値の取引のあり方は、これがスタンダードになるかもしれません。
NFT ガス代:節約方法
ガス代が高騰しているものの、対策はまだ先
イーサリアムチェーンを使うときは「ガス代」はかかるものです。
おまけに、近年イーサリアムの取引量が増えてきていることにともなってガス代も高騰してきています。
イーサリアムの運営側もアップデートなどを行いガス代の高騰には対策をしているようなのですが……。
イーサリアム「マージ」の影響と今後の動きをわかりやすく解説
イーサリアムは2022年の9月15日、大型アップグレードThe Merge(マージ)の実装を完了しました。実際にイーサリアムチェーンを使用して、NFTを購入したときのガス代(手数料)を比べてみました。
- 7月31日 0.000848ETH(約200円)
- 9月25日 0.000561ETH(約150円)
- 10月30日 0.001285ETH(約300円)
2022年前半に比べると、手数料は大きく下がりましたが、マージの前と後はあまり差がないように感じます。
手数料の削減は、2023年以降に下がることを期待します。
https://www.for-it.co.jp/mediverse/cryptocurrency/ethereum-merge/#:~:text=%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%81%A8%E3%81%AF,%E7%A7%BB%E8%A1%8C%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
https://www.for-it.co.jp/mediverse/
記述通り、「ガス代」が安くなるのはまだ先のことのようです。
具体的な節約方法:3つ
1:処理速度を低速にする
2:取引時間帯を選ぶ
3:待つ
1:処理速度を低速にする
「ガス代」はマイナーへの手数料ですので、ガス代を上げることで処理は優先してもらえます。
逆に言えば、処理を遅くすることで「ガス代」を下げることも可能。
急ぎの取引でない限りは「低」を選択するといいでしょう。
《やり方》
NFTを購入するときの決済のときに、ウォレットで選択できます。
メタマスク(ウォレット)でのガス代確認画面で「編集」をクリック。

表示画面で「LOW」を選択してください。
(日本語で表示された場合は「低」を選択)

わずかですが、ガス代の節約になります。
2:取引時間帯を選ぶ
ガス代は取引量が多いと高騰します。ですから取引量が少ない時間帯を選ぶのも良い節約方法。
日本では午前の8時~9時が安い傾向にあるようです。
暗号資産は世界中で取引されていますので、みんなが取引をしていない時間を選ぶのがいいでしょう。
ガス代の値動きを確認できるサイトがあります。
👇

2022年12月11日は、5:30がもっとも高値だったことがわかります。
ここ30日では、2022年12月9日の23:00が突出して高いですね。

事前に確認しておくと、思わぬ損を避けられますね。
3:待つ
実は「待つ」こともガス代節約には有効です。
ガス代は常に変動しています。NFTを購入するときには必ずガス代も見積もりが表示されますので、確認を。
ドル換算ですが。

高いと感じたら、待つといいです!
2~3分待つだけでも変動しますので、安いときを狙いましょう。
この確認を怠って、高いガス代を支払うこともあります。ご注意ください!
【補足】
☑思わぬミスを防ぐためには……。
そうはいっても、焦りや不注意からしっかりとガス代を確認せずに購入してしまうミスはあるものです。
対処法としては、「ウォレットに必要最低限しか入れない」こと。
財布の中にお金がなければ支払えませんので、実は単純ですが有効なのです。
・メリット①:ミスを防ぐことができる
・メリット②:詐欺対策にもなる
ウォレットに資金がたくさんあると詐欺師に狙いやすいようです。そして、最悪ひかかっても被害を最小限に抑えることができます。
・デメリット:ガス代がかかる
送金をするたびにガス代がかかります。
ミスを防ぐには有効ですが、そのためには送金を頻繁に行う必要もあり手間と手数料がかかってしまいます。
このあたりのことは、ご自身で良いころあいを見つけていくことが必要ですね。
ガス代以外に目を向ける:他にもある節約方法
この記事はNFTのガス代について書いていますが、資金の節約方法という観点からすると方法は他にもあります。
・イーサリアムが安いときに購入しておく
・手数料が安い取引所を選ぶ
イーサリアムが安いときに購入しておく
NFTのガス代は、イーサリアムの金額が元になっています。
ですから、ガス代を気にするならば「イーサリアム」の値動きにも気を配りましょう。
暗号資産は基本的に値動きが激しいものです。ですから、安いときに購入することも可能。
値動きをいつも見ていればなんとなくここ最近の流れみたいなものもわかりますから、比較的安く買えます。
これも大事な節約方法ですよ。
下は、イーサリアムのチャートです。
ここ1ヶ月だと11月22日くらいが一番安くて、12月はじめくらいが一番高いですね。

ここ1周間ですと「168,000~175,800」
ここ一番高い値は「178,000」でしたから、それよりは安いので買ってもいいし、そうはいっても、「168,000」があったのだから下がる可能性もある。でも、ここから上がるかもしれない……。悩むところですが。

※注意!!!値動きを読み切ることはほぼ不可能です!!!
あまりここでの損得は考えずざっくり流れをつかむくらいで良し。
ここで熱くなりすぎると、むしろお金を溶かしてしまうことになります。
手数料が安い取引所を選ぶ
手数料が安い取引所を選ぶのも節約方法の1つです。
暗号資産取引所はいくつもありますが、それぞれで定めてある手数料が違いますのでご注意を。
暗号資産をはじめるときに混乱しやすい点を「2つ」ここでご紹介しますね。
1:暗号資産取引所の中に「販売所」と「取引所」がある

ちょっとややこしいのですが、取引所の中にさらに2つ買う場所がある構造です。
・販売所:暗号資産の販売価格が高い傾向
・取引所:暗号資産の販売価格が安い傾向
くわしくはこちらの記事で解説しています。【損失回避】暗号資産を買うなら「取引所」?「販売所」?どっちだ!
どうせ買うならば、できるだけ安く買いたいですよね。
ですが、ここでまた注意点。
2:暗号資産取引所によって、「取引所」で買える暗号資産が違う
ここがまたややこしいのですが、暗号資産取引所によって、それぞれの暗号資産の取り扱いが違います。
NFTを買うときに必要なイーサリアムも、比較的高い「販売所」のみの取り扱いしかしていないところもあります。
(暗号資産の種類によってはそもそも扱っていない場合もあるくらいですが、混乱の原因となりますので割愛)
NFTを買いたいのであれば、比較的イーサリアムが安く買える「取引所」が利用できる暗号資産取引所を選びましょう。
「取引所」でイーサリアムが買えるのか、確認をしましょう。
NFT ガス代:よくある質問のコーナー
Q:ガス代がかからないNFTがあると聞きました。
A:ポリゴンというブロックチェーンですと、ガス代がかなり安いですね。
ですが、NFTの傾向としてイーサリアムをつかったNFTの方が価値が上がりやすいのが現状です。
ポリゴンで発行されたNFTをイーサリアムに変更して欲しいという要望があるくらいです。
それでも、ポリゴンを使うとNFT の楽しみ方が増えます。
興味のある方は、やってみてください。
【格安】NFT Polygonのやり方《ポリゴンブリッジ》初心者にもわかりやすい。
【安い】NFT Polygon 買い方 OpenSeaでポリゴンNFTを買う
Q:ガス代は今後安くなるのでしょうか?
A:おそらく安くなっていくでしょう。理由は今後取引量がもっと増えていくから。あまりに高いガス代は批判されます。
おまけに、他のブロックチェーンも誕生してきています。これで適切な競争が生まれ安くなっていくでしょう。(これは世の流れです)
また複数あるブロックチェーンを統合する動きも出ています。
日本人もがんばっている領域ですよ。
渡辺創太さん率いる『Astar(アスター)』とは:【超初心者向け】
Q:NFTの買い方がわからないのですが?
A:こちらの記事にくわしく解説しています。【初心者さん向け】NFTの買い方《買い方は2種類・徹底仮説》
Q:イーサリアムが安く買える「取引所」が利用できる暗号資産取引所はどこですか?
・イーサリアムが安く買える「取引所」が利用できる
・人気の暗号資産が「1円」から買える
・ビットコインが貯まるクレジットカードがつくれる