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SLAM DUNKの人気投票から見えた情報発信とライティング

過去を語る有効性



どーも、とーひーです。

『SLAM DUNK』を題材に今回はお話しますね。



『SLAM DUNK』は、1990年~1966年にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載されたバスケ漫画。


連載終了してもなお人気が高く、YouTubeでも考察ものがバンバン上がってます。

その中で、キャラクター人気投票ってのがありました。

1位は、誰だと思いますか?


だいたい頭に浮かぶのは、主人公の桜木花道・ライバルの流川楓・宮城リョータ・三井寿・仙道彰くらい。

他にも良いキャラクターはいるけど、ベスト5はやはりこの5人でした。



で、1位ですが。

主人公 桜木花道

はなんと、2位。

1位は、三井寿 でした。




人気キャラクターなことはわかるけど、まさか1位とは驚きました。

そこから、どうして三井寿が人気なのか考えると、ある理由が浮かんできました。

あああ~、やっぱり人ってそういうのが好きなのね。


という結論に。


ここから情報発信やライティングするときに大切さな「人間理解」へとつながっていくので、ぜひつづきを読んでみてくださいね。

三井寿が一番〇〇


作中で三井寿だけが飛び抜けて「過去」の描写が多い。


主人公の桜木花道も少し過去を見せますが、基本的には現在から未来を見せている。



バスケ素人の桜木。

不良でケンカばかりしている桜木。

遅刻ばかりして不まじめな生徒の桜木。

ジャンプシュートができない桜木。



その桜木花道が、バスケと出会いどんどん成長していく姿が『SLAM DUNK』のメインです。


不良でバスケ素人の主人公が、チームにとって必要なプレイヤーになっていく物語。





過去の描写が多いのは、3年生である赤城と木暮です。


下手だったころの赤城。

部員と衝突する赤城。

1人練習する木暮。


恥ずかしい過去もありますが、誰もがある程度の過去です。





ところが、三井寿だけはまったく違う。




栄光の中学時代にはじまるも、

怪我をきっかけにバスケを挫折。

チームのエースになれるかもしれないのに、逃げるようにしてやめてしまう。

それどころか、有望な後輩を集団で襲うは、

バスケ部をつぶすと乗り込んでくるは・・・。


痛々しい過去をさんざん見せつけられてから、バスケ部に戻って来る。


戻って来たあとも、スタミナがないばかりに倒れたり、

バスケから逃げ出した過去を後悔したり、

そんなカッコ悪いシーンがバシバシ描かれるのが三井寿。


そんな惨めな過去を背負いながらも、今は勝利へ向かって奮闘する姿。



こういうのに、人間弱いんですよね。


SLAM DUNKは三井寿の物語だ、とまで言われるくらい。


SLAM DUNKの名セリフといえば、

「あきらめたらそこで試合終了だよ」

これも三井寿のシーンです。



過去を見せる重要性



過去を見せるって、人を惹きつけるには重要な要素。


さらに、「悪い」過去だとなお良しです。






三井寿のように、後悔し涙ぐんでしますほどの過去です。


もしあなたにそんな過去があるのであれば、恥ずかしいかもですが、見せていきましょう。

そんな過去がある人が、今こうやってがんばって結果を出しているのか!


そう思うと胸に突き刺さるわけです。





エースに慣れたかもしれない人が、ちょっとしたことがきっかけで挫折して、
さらに有望な後輩を逆恨みし、チームをを潰そうとまでしてきた人が・・・

今チームを勝利に導くために、
フラフラで倒れそうになりながらも3Pシュートをバシバシ決めている。


それ見たら泣きますよね。夢中になって追いかけますよね。





そんな追いかけたくなる情報発信者になれる。




だから、

情報発信で月200とか300稼ぐ人の中には、

実はいじめられていて・・・

実は初仕事で大失敗して損害を与えてしまった・・・

大学落第した・・・

なんて人もいます。



自分の立場になって考えてみてください。


自分と同じような暗い過去がある人の方が興味が惹かれると思います。

追いかけたくなるし、その人から教わりたくなるはず。



暗い過去は、あなたが選ばれる理由になり得るのです。





変化の物語



過去を見せることの有効性をもう1つ。


ライティングのテクニックに「変化の物語」というものがあります。

それは「変化」を見せることで、商品の購入をしてもらいやすくするもの。





例えば、


私は、実はかつてはひどい肥満でした。汗もかきやすく、「汗ブタ」と呼ばれるほど。
男子生徒にバカにされているくらいならよかったのですが。

そのとき好きだった女子にまで言われてしまって。

ショックで泣きました。

でもそこから僕は決意したんです。

絶対に痩せてやる!

すぐにダイエットプログラムに申し込みました。

それはキツイキツイプログラムだったのですが、

僕はやり遂げました。

見事にダイエットに成功。たくましく引き締まった身体を手に入れました。

でも、僕が本当に手に入れたのは「自信」です。

キツイプログラムをやりきることで、これからの人生でもっとも大切な「自信」を手に入れることができました。

トレーナーさんの寄り添う指導があったおかけです。このダイエットプログラムに申込んで、本当によかった。




というように、

過去のダメな自分→現在の良い自分へ

「変化」を見せる手法です。




今現在ダメな状態の人がそれを見ると、「ダメな状態から良い状態の未来へ行ける」という強烈なインパクトを与えることになるわけです。


その「手段」が「商品」だと提示すれば、「買いたい」と思いますよね。





以上、過去を見せることの重要性の話でした。

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僕とーひーも「知識」を学ぶことで、「変化」しました。

情報に振り回され、枝葉のノウハウに振り回され、

疲弊していた僕がいかにして立ち直って、「希望」を手に入れたのかは↓



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