「ドルコスト平均法」
よく聞くけど、わかんないんだよね
投資のことを少し勉強すると「ドルコスト平均法」を知ります。
でも、これ何なの?
と思っている人も多いでしょう。
「ドルコスト平均法」は投資経験が浅い方でもはじめやすい投資手法です。
(時間を味方にする投資手法とも言えますね)
でもね、名前が難しいんですよ。
わざわざ難しくしてしまっているんじゃないかなーーーとは思いますね。
ご安心ください。
当記事では「ドルコスト平均法」についてわかりやすく解説します。
この記事でわかること
・「ドルコスト平均法」とは
・手短に何がどうなの?
・「ドルコスト平均法」のメリット
・「ドルコスト平均法」のデメリット
・「ドルコスト平均法」が向いている人
ドルコスト平均法とは
「ドルコスト平均法」とは、株式や投資信託などの金融商品の投資手法の一つです。
価格が変動する商品に対して「常に一定金額を、定期的」に購入する方法です。
投資金額を一定にすることで、価格が低いときには購入量(口数)が多く、価格が高いときには購入量(口数)が少なくなり、
平均購入単価を抑えることが期待できます。https://is.gd/R0daVk
「ドル」は米ドルのことですが、米ドルで投資することを意味するものではありません。
これはドルを利用するアメリカでの呼び方で、イギリスではポンド・コスト平均法(pound-cost averaging)とよばれているそうです。https://is.gd/5Qs0BB
「ドル」とか「コスト」とか「平均」とかで難しくなってしまっていますね。
“定期・定額投資法”
みたいにいってもらった方がいいなと個人的には思います。
何がいいの?
ポイントは購入金額を一定にすることです。これによって以下の効果が得られます。
・価格が低いとき、購入量が増加
・価格が高いとき、購入量が減少
ドル・コスト平均法による購入方法は全体の平均購入単価を平準化させる効果があります。
購入単価がなだらかになるわけです。
これは「期間が長くなればなるほどその傾向になる」ことはなんとなくわかると思います。
重要なことはそこ。
だから「ドルコスト平均法」は、長期的な資産形成をしていく上で有効な方法だといわれているわけです。
株式にしろ、仮想通貨にしろ価格の変動はつきものです。
そこをあらかじめ想定して長い目で見る。その手段として「ドルコスト平均法」は有効だと考えられます。
「ドルコスト平均法」のメリット
「ドルコスト平均法」のメリットは「3つ」です。
いつからでもはじめられる
時間の分散投資ができる
まとまったお金がいらない
いつからでもはじめられる
投資の基本中の基本は、「安く買って高く売る」です。
だからこそ悩むのがいつ買うか。「まだ高いかも」「まだ高いかも」と迷っていてはいつまでもはじめられません。
「ドルコスト平均法」は高いならば→少なく、安いならば→多く買います。いずれの状況も有利です。
時間の分散投資ができる
リスクを分散しておくことは投資でよく語られる点です。
「たまごを一つのかごに盛るな」という言葉で表現されます。https://is.gd/SJM8hD
価格は変動するものですし、それがどのように上下するかなど誰もわかりません。だからこそたった1つに投資するのはやめましょう。分けておきましょうねということです。
分散投資は、投資のリスクを抑える基本的な考え方です。投資商品を分散することを連想しがちですが、一度に買わず複数回にわけて買うことによる時間軸の分散もリスク管理において有効です。ドルコスト平均法は一度にすべてを買うわけではないため、後者の時間軸によるリスクの分散手法ともいえます。https://is.gd/yWWiqR
「ドルコスト平均法」は「時間を味方にする方法」と捉えることができます。
まとまったお金がいらない
投資をはじめるためのまとまった資金を用意する必要はありません。
毎月自分の家計に応じた金額で少しずつ投資をすることができます。
ここ重要です。
1・少額でもできるという気づき
2・家計を見直すきっかけにもなる
ひと昔前までは投資をするならば「100万円」はいりました。
ですが今は本当に少額「1万円」「5000円」もっといえば「100円」からでも投資をはじめられるものもあります。
それくらいなら……と思いませんか?
そして、それくらいならば家計を見直すことで捻出できます。
「ドルコスト平均法」のデメリット
「ドルコスト平均法」のデメリットは「3つ」です。
短期で効果は得られない
手数料がかかる
損失が発生する場合がある
短期で効果は得られない
ドルコスト平均法は仕組み自体が数十年と長期的な投資を目的として考えられています。
ですから、短期間で収益を求める投資には向いていません。
投資で資産を増やすには、単価が低いときに購入して高いときに売却するのが原則です。
100円で購入したものを110円で売却すれば10円儲けるができます。購入と売却のタイミングがうまく合えば、大きく資産を増やすことも不可能ではありません。
ですが、ドルコスト平均法は購入のタイミングを分散しています。よって価格は平均化。
むしろここがドルコスト平均法のメリットなのですが、メリットは裏を返せばデメリット。
・短期には向かない
・長期には向いている
手数料がかかる
金融商品の購入には手数料がかかります。
ドルコスト平均法は長期で定期的に買う手法ですから、その都度手数料がかかります。
ここは見逃してはなりません。
手数料は金融機関によって異なりますので、しっかりと確認しておくことをおすすめします。
損失が発生する場合がある
積立投資のメリットを忘れてしまって、価格が下がったときに買うことを中断・解約する。これをすると損失が確定する可能性があります。
積立投資で何よりも大切なことは「続ける」ことです。
長期で投資することの利点をよく理解しておきましょう。
「ドルコスト平均法」が向いている人
・時間がある人
・まとまったお金がない人
・すぐに結果を求めない人
このような人は向いているといわれています。メリット・デメリットからご理解いただけると思います。
さらに当サイトの見解としては
「ドルコスト平均法」が向いている人
・おくびょうすぎる人
・熱くなりやすい人
・長続きしない人
を上げておきたいですね。
おくびょうすぎる人
ドルコスト平均法が向いているのは、投資によるリスクを避けたい人です。
ドルコスト平均法は決して収益性が高い方法ではありません。急に、10倍や20倍の収益が発生することないといえますし、それなりの収益を生み出そうとするまで時間がかかります。
その一方で、莫大な資金を投資して大失敗するようなこともなく、大きな不利益を背負ってしまう可能性は低いでしょう。
ここを理解していれば、下がるかも……と心配することが愚かなこともわかります。
リスクの低い投資方法をとっていると考えて続けていきましょう。
いつ買えば……と悩むこともありません。自動で買う設定にしておけばいいでしょう。
熱くなりすぎる人
利益を上げてやると意気込んで資金をつぎ込みがちな人にもおすすめします。
一喜一憂せずに、長期でのんびり構えておくのが最適な方法であると割り切って取り入れていただきたい。
長続きしない人
はじめたはいいがすぐに挫折してしまう人にもおすすめします。
短期で中断・解約が悪手であるとわかっていれば、踏みとどまれるはずです。
このように人としてちょっと欠点では?と思われる性格の方でも「ドルコスト平均法」を使えば無理のない投資ができます。
まとめ
ドルコスト平均法とは、株式や投資信託などの金融商品の投資手法の一つです。
価格が変動する商品に対して「常に一定金額を、定期的」に購入する方法です。
・価格が低いとき、購入量が増加
・価格が高いとき、購入量が減少
全体の平均購入単価を平準化させる効果があります。
・やり方は簡単なので、投資経験が浅い初心者
・少額でできるので、まとまった資金がない人
でも、はじめやすい投資方法です。
理由は、長期で考える投資方法だから。
難しい理屈を語るまでもなく、“長期の視点でコツコツがんばれるが結局は強い”と思いませんか?
投資の世界でもコツコツが通用するということです。
多くの人は継続が苦手です。
多くの人はすぐに挫折します。
だからこそ「ドルコスト平均法」を使って長期でコツコツをやりませんか?
設定してしまえば、あとは自動でやってくれますよ。
しっかりと月1万円以上積み立てたい人👇
コインチェックで月1万円からの少額積立のやり方【5分で完了】
少ない金額ではじめたい・できるだけすぐにはじめたい人👇
【5分で完了】ビットフライヤーで超少額積立・はじめ方【1円からできる】
特にビットコインは今後かなりの値上がりが予測されています。
【爆益案件】ビットコインは今後1億円になる!《本当ですか?》
今のうちにコツコツ積み立てておくと有望ですし、
それは多くの人が実現可能なのです。