こんにちは、とーひーです。
今回は、渡辺創太さん率いる『Astar(アスター)』について解説していきます。
AstarとはPolkadot上で開発されるマルチチェーンのdAppsハブです。
またAstar上の開発者は、開発することで報酬を受け取ることができます。
あ~なるほど!それはいい!と思った人はもうこの記事を読まなくてもよし。
この記事は『AstarとはPolkadot上で開発されるマルチチェーンのdAppsハブ』と聞いてもさっぱりわからない、そんな初心者向けの記事です。
2022年9月26日、注目の仮想通貨『Astar(アスター)』が国内取引所で取り扱いを開始しました。
ビットバンクは本日新たにアスター(ASTR)の取扱いを開始しました。「暗号資産を貸して増やす」につきましてもASTRの募集を開始いたします。
— ビットバンク bitbank, inc. (@bitbank_inc) September 26, 2022
bitbank is pleased to announce Astar (ASTR) has been released today. Also, ASTR's "Lending for Interest" is available.https://t.co/qYK8RMAhNB
当日は日経新聞に広告も掲載。広告には、渡辺創太さんに賛同する329社がロゴを提供しました。
①本日、想いに共感頂いた日本の329社/プロジェクトにロゴ提供頂き「かつてこの国の代名詞はナンバーワンだった」から始まるASTR上場記念web3広告を日経新聞全国紙に掲載しました。句読点までこだわり文章作り、紙面からNFT配布もやってます。ぜひ #web3ならできる で感想呟いてもらえると嬉しいです🙏 pic.twitter.com/2gRX3VCtTF
— 渡辺創太 Astar Network (@Sota_Web3) September 26, 2022
日本への熱い想いがある広告ですね。
今回は、渡辺創太さん率いる『Astar(アスター)』とは何なのか。何をしようとしているのか。
それをできるだけ噛み砕いて解説していきます。
最初は「???」が多くても丁寧に解説していきますので、超初心者の方でも安心して読んでいただきたい。
それでは行きましょう。
渡辺創太さん率いる『Astar(アスター)』とは
AstarとはPolkadot上で開発されるマルチチェーンのdAppsハブです。
またAstar上の開発者は、開発することで報酬を受け取ることができます。
ブロックチェーンは、いまバラバラなんです。
でも、将来的にはインターネットのようにつながっていく。
渡辺創太さん率いる『Astar(アスター)』は、バラバラなブロックチェーンを1つにつなげていくことを目的としたプロジェクトです。
では、『Astar(アスター)』は、何をしていくのか。
渡辺創太さんが掲げた「AstarとはPolkadot上で開発されるマルチチェーンのdAppsハブ」
このフレーズを理解するために、言葉を1つずつ見ていくことにしましょう。
Polkadotとは
Astarとは「Polkadot」上で開発されるマルチチェーンのdAppsハブ
Polkadot(ポルカドット)とは、異なるブロックチェーン同士を接続するプロトコルです。
プロトコルとは、コンピュータでデータをやりとりするために定められた規格のこと。
まず大前提として、今現在仮想通貨は世界で18,000種類もあって、それぞれ独自に発展しています。
一番有名な仮想通貨である「ビットコイン」、二番目に有名な「イーサリアム」。この2つもネットワークは違います。
ここを間違えて送金をすると資産を失ってしまう可能性がある。
非常に怖く、使いにくい状況です。
現在のクリプト(仮想通貨)は独自のブロックチェーンが乱立
ネットワークを間違えると、資産を失う。←使いにくい!
なんで、こんなことになってるの?という疑問を感じる人もいると思いますが、これは世の常。
あるものが発展していく段階では独自に開発が進んでいくものなのです。
コンピュータでもかつてはメーカーごとに違いがあり、Aというメーカーが発売したパソコンの周辺機器はAメーカーのものしか使えませんでした。(オジサン世代に聞いてみよう)
インターネットだってそうです。
コンピュータをネットワークでつなぐのはある会社が独自で自社のためだけにネットワークをつくったもの。
または、各サービスが提供する中でしか使えなかいものでした。
会社ごと、サービスごと、に分けられたものでした。
それをすべてつないだものが「インターネット」です。
世の流れとして、まず独自で発展→普及していくに従って使いにくさが問題となり、やがて統合されていく。
Polkadotとは、異なるブロックチェーン同士を接続するプロトコルです。
プロトコルとは規格のことです。
そろそろ規格が必要な時期だよね。みんなにメリットがある規格をそろそろ検討しようという提案ですね。
市場も「Polkadot」を大歓迎。
2020年8月に上場し、2022年10月現在、仮想通貨の時価総額ランキングを見ることができるサイト『coinmarketcap』では12位です。
くわしくはこちらの動画。本当におすすめ。わかりやすい。
Polkadotが何をする目的で存在し、今仮想通貨の世界でどんな問題がおきていて、Polkadotがどのようにして解決していくのかがわかります!
日本人にはちょっとうれしい小ネタもありますよ。
Polkadotの要点をまとめたものはこちら。(ぜんぶ英語ですけど……)https://polkadot.network/Polkadot-lightpaper.pdf
Astarが「Polkadot」の仕組みを利用すること、まではわかりました。
仮想通貨(暗号資産)は「ビットコイン」からはじまりました。
「ビットコイン」の基本的な考え方をおさえたい方はこちらの記事
ビットコインなぜ価値ある 何がすごいんだよっっ!?て思っている人が読む記事
マルチチェーンとは
AstarとはPolkadot上で開発される「マルチチェーン」のdAppsハブ
マルチチェーンとは、一言でいうと「複数のブロックチェーンが注目されるようになった」ということです。
以下引用https://hedge.guide/news/2021-defi-summary-bc202201.html
米暗号資産メディアThe Blockが、イーサリアムを含む複数のブロックチェーンが注目を集める「マルチチェーン化」の時代となった2021年を包括した。DeFi市場が盛り上がったことで、BSC(Binance Smart Chain)とAvalancheなどのブロックチェーンが恩恵を受けたとしている。
イーサリアムのスケーラビリティ問題によりガス代が高騰したことで、2021年はイーサリアム以外のブロックチェーンに資金やユーザーが流れる1年となった。これをマルチチェーン化といい、2021年を象徴するトレンドとなっている。
マルチチェーン化により、BSC、Avalanche、Solana、Terra、Algorandといったブロックチェーンが知名度を高めた。そのほとんどは、イーサリアムと比べて処理性能が高く、ガス代が低いことを特徴としている。
The Blockによると、マルチチェーン化が本格化した要因はDeFi市場の盛り上がりにあるという。DeFi市場への資金供給量を示すTVL(Total Value Locked)は、2021年初の161億ドルから、年末には1,000億ドルを超える水準に到達している。
これらの資金をイーサリアムだけでは処理することができなくなった結果、他のブロックチェーンに流れる結果となったのだ。2021年11月時点では、DeFiにおけるイーサリアムのシェアは63%にまで下落している。
引用文をまとめると以下
・DeFi市場が盛り上がった
・それによって一番よく使われていたイーサリアムチェーンで問題が起きた
・問題とは、イーサリアムだけでは処理することができなくなったこと(スケーラビリティ問題)
・それにより、イーサリアムのガス代(使用料)が高騰したこと
・その結果として、イーサリアムよりも、処理性能が高く・ガス代も低いブロックチェーンに資金が流れた
・イーサリアム以外のブロックチェーンの存在意義にユーザーが気づいた
イーサリアムが優秀すぎてみんなが使うようになったはいいが、あまりにも多くの人が使うために処理しきれなくなってしまった。
そこで、他にすでにあったブロックチェーンを使う人が増えたよということですね。
複数のブロックチェーンが使われる時代に入ったということです。
Astarがマルチチェーンの時代に対応するものをつくりだそうとしている。
dAppsとは
AstarとはPolkadot上で開発されるマルチチェーンの「dApps」ハブ
・dApps(ダップス)とは
Dappsは、Decentralized Applicationsの略称です。日本語で「分散型アプリ」と呼ばれています。ブロックチェーン上でソフトウェアを動作させる仕組み「スマートコントラクト」を応用したものであり、現在ではオークションプラットフォームやゲームなどが開発されています。https://bitcoin.dmm.com/column/0142
・スマートコントラクトとは
スマート・コントラクトとは、ある契約・取引について「特定の条件が満たされた場合に、決められた処理が自動的に実行される」といった、契約履行管理の自動化を指します。https://www.hitachi.co.jp/products/it/blockchain/features/smart_contract/
スマートコントラクトによってあらがじめプログラミングしておくと、例えば、「Aという商品が売れたときは開発者に販売価格の10%が支払われる」とした場合。自動的に実行されます。
今盛り上がっているNFTなどもこの「スマートコントラクト」が使われており、「オープンシー」で売られたときは自動的に運営側に決められた金額が自動的に入ります。
Astarが「dApps」と呼ばれる「分散型アプリ」の開発について何かをしようとしていること、まではわかりました。
ちなみに、「エコシステム」というキーワードも覚えておくといいでしょう。
・エコシステムとは
IT分野では間接的な繋がりを介したビジネス環境が現れやすい。例えば、あるメーカーのスマートフォン製品向けに、そのメーカーとは別の企業がアプリケーションソフトを発売し、これが人気を博すと、そのアプリ目当てにその機種を求める消費者が増える。
これを見た他のソフトウェア企業も人気機種の利用者を目当てにアプリを提供するようになり、豊富な対応アプリを見てますます消費者が集まり…という循環的なプロセスが発生し、スマートフォンとアプリが互いに相手の普及を促進し合う関係となる。https://e-words.jp/w/%E3%82%A8%E3%82%B3%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0.html#
ここまで知って以下の動画を見ると理解しやすいと思います。
ご本人が解説してくれてますが、難しいですからね。
細かいことはわかりませんが、今流行りの「〇〇earn」、「歩いて稼ぐ」などのユーザーに対してのサービスをやりたいのではなく。
開発者に還元していくことで、よりはやい開発を推し進めていきたい意図があることはわかりますね。
Astarは非常に良いところに目をつけたと個人的には感じました😊
渡辺創太さん率いる『Astar(アスター)』とは:まとめ
AstarとはPolkadot上で開発されるマルチチェーンのdAppsハブです。
またAstar上の開発者は、開発することで報酬を受け取ることができます。
①仮想通貨は様々なチェーン(独自のやり方)が存在している
②利用者も様々なチェーンを選択するようになり、それぞれのチェーンに存在意義が出てきた
③チェーンがバラバラでは使いにくく、より使いやすくする仕組みが必要
④開発者なしに使いやすさはつくられない、にも関わらず開発者に還元されない現状
⑤Astar上の開発者は、開発することで報酬を受け取ることができる
⑥仮想通貨のつかいやすい仕組みづくりがより早くなっていく
ほへーーー、感心しすぎて変な声出るわ!
渡辺創太さんも、Astarもめちゃくちゃ有望だと思いませんか?
興味を持たれた方はぜひ、Astarを買って応援しませんか?
くわしい買い方の手順はこの記事です。
仮想通貨 ASTR(アスター)を国内取引所で買う方法【渡辺創太さんのプロジェクトです】
☑渡辺創太さんの日本上場の意気込みはこちら
ご本人の「note」です。
https://note.com/sota_watanabe/n/n9ca3475c6b94
☑伊藤穰一さんとの対談も熱いものを感じさせます。